よくある質問

RPA / Blue Prismの概要

パソコンを用いて人が行うルールに基づいた操作を、自動化することができます。 人間ならではの判断や承認の作業と、自動化できる作業を分けることで、業務の正確性を向上させ、かける労力を低減させることができます。
「RPA」という言葉を作ったのは2001年に設立されたBlue Prism社と言われています。 日本でのRPA活用はグローバルよりも遅れており、2016年~2017年の働き方改革推進の頃から各企業への導入が進みました。
デスクトップ型RPAはクライアント端末にインストールしてスタンドアロンで利用可能な形態のRPAで、サーバー型RPAは開発リソースやロボットの実行を集中管理できる形態のRPAです。 デスクトップ型は個人利用がしやすい特長があり、サーバー型は企業全体での活用に向いている特長があります。
はい。それぞれの強みを生かす形で併用するご運用は可能です。 ただし、複数ツールを使用するとそれぞれで利用料が発生するため、費用対効果を考慮して併用を検討いただくことが推奨されます。
Blue Prismは2001年に設立され、イギリスのバークレイズ銀行の定型業務を自動化した際に 当初「デスクトップ型RPA」として誕生しました。 しかしながら、IT部門より、「自分たちの知らないところで知らないITが動いている」との指摘を受け 「サーバー型RPA」に作り直した経緯があります。
機能面では、「高稼働率」「重要業務への適用が可能」「耐用年数が長い」という特長があります。 価格面では、追加のオプションが無いシンプルなライセンス形態であることと、開発ライセンス料が発生しない点が特長です。
ライセンス数=本番環境での同時実行数 という考え方になります。 例として、1ライセンスあれば、24時間365日直列に各ロボットを実行することができます。

導入に向けて

年間利用料として、製品ライセンス+製品保守を購入いただく必要があります。 製品ライセンスは定価144万円、製品保守はProduction Support 21.6万円、Business Critical Support 28.8万円となります。 複数年契約をいただくことで割引率が高いため、複数年契約が推奨されています。
製品ライセンス+製品保守+環境構築に要する初期費用は、諸条件により変動しますが、当社実績の参考価格としてはおおよそ170~200万円程度となります。 導入後の開発支援、教育支援、サポートに関してはそれぞれの条件により変動します(別途お見積りとなります)。
Blue Prismの基本構成として以下4つの機能があります。 「アプリケーションサーバー」「データベースサーバー」「インタラクティブクライアント(開発用端末)」「ランタイムリソース(ロボット用端末)」 いずれもWindows OSが必要となり、データベースサーバーにはSQL Serverが必要となります。各機能は別端末に設けることが推奨されますが、スモールスタート時などは1台の端末に4つの機能をセットアップすることも可能です。
導入時に推奨されるのは、部門横断の推進組織(CoE)が中心に導入を進める集中型と呼ばれる体制です。 早期に成果を上げることを目標として、全てを社内人材で賄わず、技術的な役割として外部パートナーを活用されるケースも多いです。
自動化の開発には、何らかの開発の経験があることが望ましいですが、開発経験がない方でも、既存のプロセスを改変して新しいビジネスプロセスに対応する、などといったところから徐々に参画いただくケースもあります。
Blue Prism は オブジェクト と プロセス の2つの層に分けて開発を行う仕組みになっています。 このうちオブジェクトの開発にはシステムの知識が多く必要ですが、プロセスの開発については業務の知識が必要になります。 オブジェクト開発=システム部門、プロセス開発=業務部門という分担を行われているケースも多いです。
よりスピーディーに自動化開発を進め、運用を定着させるためにパートナーが提供する導入支援サービスを活用いただくことを推奨します。 当社では、導入検討から運用後のサポートまでのご支援を用意しています。https://www.rpa-sol.tsh-world.co.jp/
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